みなさん、こんにちは。英文法勉強中の桃太郎です。
僕はカナダに2年間住んでいたことがありますが、「would」という単語がとてもよく使われていました。willの過去形ぐらいにしか意識していませんでしたが、現地の人があれほど使っているとは驚きでしたね。
今回はwouldの使い方をご紹介します。TOEIC問題でもよく出てきますので、ぜひ覚えておきましょう。
Wouldを使う時
丁寧に言いたいとき
「I want some water」という言い方も、「I would like some water」と言うとすごく丁寧になります。そのためカナダのモールやレストランで店員さんが使っていたり、またビジネスメールなどでは頻繁に使われてました。
- Would you like a drink?
「飲み物はいかがでしょうか?」 - Would you help me?
「ちょっと頼んでもいいでしょうか?」 - It would be nice, sir.
「それはとてもうれしいです。」 - I would like to exchange yen for dollars.
「円からドルに両替したいです。」 - Would you like to hang out together next time?
「今度ぜひ一緒に遊びませんか?」 - How would you like to pay for it?
「お支払いはどのようにしますか?」
「もし〜だったら」と言いたい時
ifがなくてもwouldだけで仮定法になります。この使い方もカナダでは頻繁に使われていました。
- What would you do?
「あなたならどうしますか?」(※ちなみに「What would you do?」はアメリカで人気のバラエティ番組です。) - I would say it is too late.
「遅すぎると思います。」 - You would only waste your words.
「言うだけムダだろう。」 - It would be easier.
「その方が簡単だろう。」 - I would choose the long hair girl.
「オレは長い髪の方を選ぶなぁ。」 - You wouldn’t do that!( if you were in the same situation as me.)
「オレと同じ状況だったらお前はしないよ!」
wouldとcouldの違い
wouldとcouldはどちらも丁寧な言い方をしたい時に使われますが、一体どんな違いがあるのでしょうか?
- Would you do me a favour?
- Could you do me a favour?
(お願いしてもよろしいでしょうか?)
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- would:「〜する意思がある」というニュアンス
- could:「可能、~できる」というニュアンス
「Could you do me a favour?」と言うと、ニュアンスの中には「相手が可能かどうか?」の意味が含まれ、「もしも可能ならして頂きたい。」という感じになります。相手の意思ではなく、可能かどうかを尋ねているため、相手の意思は関係なく“遠回しの要求”をしていることになります。
「Would you do me a favour?」の場合は、「相手の意思を問う」意味が含まれ、「気に障りませんか?もし気にならないならして頂きたい。」という感じです。
そのため女性に結婚を申し込むときには、
– Would you marry me?
(結婚する意志はありますか?)
と聞くのが正しいです。もしここでcouldを使ってしまうと、
– Could you marry me?
– Yes, I could, but I wouldn’t.
(することはできますよ。でも結婚したくないですけどね。)
となるかもしれません….
さいごに
今回はカナダでよく使われていたwouldについてご紹介させていただきました。wouldはTOEIC問題でもよく出てきます。ぜひ使い方を覚えておきましょう!