みなさんこんにちは。英文法勉強中の桃太郎です。
中学生のころ、不定詞を理解するのにとても苦労しました!不定詞は「to + 動詞の原形」のかたちをとり、様々な意味になり得ます。
「不定詞」と呼ばれる由来は、訳し方が1つに定まっていないから、「定まっていない言葉 = 不定詞」だそうです。
今回は、不定詞の代表的な3用法についておさらいしておきましょう。
不定詞の3用法
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- 1. 名詞的用法 「~すること」
- 2. 形容詞的用法 「~するための」
- 3. 副詞的用法 「~するために」
1. 名詞的用法
名詞的用法の場合は、「~すること」という意味になり、名詞の代わりとして機能します。
- To play soccer is really fun.
「サッカーをすることは本当に楽しい。」 - I like to talk with my girlfriend.
「彼女とおしゃべりするのが好きだ。」 - He wanted to go to Korean.
「彼は韓国に行きたかった。」 - Ken began to watch TV.
「ケンはテレビを見始めた。」 - She tried to tell the news to me.
「彼女は僕にそのニュースを伝えようとした。」 - To be loved is more difficult than to love.
「愛することより、愛されることの方が難しい。」
2. 形容詞的用法
形容詞と同じように名詞を修飾します。
I want something to drink.
「私は、何か飲み物(飲むための何か)を欲しい。」
上記の文中で不定詞の形容詞的用法であるto drink「~するための」はsomething「何か」という名詞を修飾していますよね。
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置く位置に注意!
普通の形容詞は、tall boyやbig houseのように名詞の前に置きます。しかし、不定詞の形容的用法はsomething to drinkのように、後ろに置きますので注意してください。
- I have a lot of homework to do today.
「今日はするべき宿題がたくさんある。」 - He wanted something to eat.
「彼は何か食べるものがほしかった。」 - Do you have anything to do this evening?
「今夜、何かすることがありますか。」 - I have something to tell you.
「あなたに言いたいことがある。」 - I bought a book to read on the train.
「僕は電車で読む本を持ってきた。」 - They had nothing to eat then.
「彼らはその時、何も食べ物を持っていなかった。」
3. 副詞的用法
副詞の代わりとして「目的(~するために)」や「原因(~して)」の意味になります。
- I went to the library to study English.
「私は英語を勉強するために図書館に行きました。」 - She visited Osaka to eat Takoyaki.
「彼女はたこ焼きを食べに大阪に行きました。」 - My uncle came to see me yesterday.
「叔父は昨日僕に会いにきました。」 - He was happy to get married.
「彼は結婚して幸せでした。」 - She grew up to be a famous singer.
「彼女は、成長して有名な歌手になりました。」 - He must be crazy to do such a stupid thing.
「あんなバカなことをするなんて、彼は頭がおかしいに違いない。 」
さいごに
文中でいろいろな意味になり得る不定詞。まずはここでご紹介した代表的な3用法をおさえておきましょう!