英語は日本語と比べわかりやすい言語だと言われています。それは言葉の順序において約束事があるからです。どんな文章であろうと、基本的には5つの文型のうちのどれかに当てはまります。
モモセ先生の授業を受けて感じたのが、「この文章は5つの文型のうちどれに当てはまる?」ということが大きなポイントだということです。
中学生のとき英語の授業で誰もが習った英語の5文型。もう一回おさらいしときましょう!
(※補足)
- S = 主語(「だれ?」を表す言葉)
- V = 動詞(動作を表す言葉)
- O = 目的語(動詞の働きを受ける言葉)
- C = 補語(文の意味が不完全なときにそれを補う言葉)
第1文型
主語+動詞(S+V)
・She laughed.
(彼女は笑った。)
主語と動詞だけで完全な文を作ることができる文型です。目的語と補語を必要としません。この文型で使われる動詞は、完全自動詞と呼ばれています。
第2文型
主語+動詞+補語(S+V+C)
・I became a Freelancer.
(僕はフリーランスになった。)
動詞のあとに補語を必要とする文型です。ここで使われる動詞は、第2文型動詞(不完全自動詞)と呼ばれています。上の文のように、S=Cとなります。
第3文型
主語+動詞+目的語(S+V+O)
・I learn a little Korean language every day.
(毎日少しずつ韓国語を学んでいます。)
動詞の後に目的語を必要とする文型です。この文型で使われる動詞は他動詞となります。
第4文型
主語+動詞+目的語+目的語(S+V+O+O)
・She gave me a big hug!
(彼女は僕にハグしてくれたんだ!)
間接目的語と直接目的語の順番が逆のときもあります。その時は、
I gave the book to him.となります。
意味合い的にはちょっとだけ違くて、前の文は「何を」与えたかに重点を置いていて、後の文は「誰に」与えたかに重点を置いています。
第5文型
主語+動詞+目的語+補語(S+V+O+C)
・I bake the cake brown on the top.
(ケーキの上をきつね色に焼く)
この文型はちょっとややこしいです。動詞のあとに目的語、補語をとります。この文型で使われる動詞は不完全他動詞といわれます。上の文のように、O=Cとなります。
さいごに
何を学ぶにもまずは“型”を知っておくことが大事です。(ex. 空手、剣道、野球etc)
5文型を理解することがなぜ大切なのかというと、それが英語の基本的な語順(型)だからです。まずはしっかり頭に入れておきましょうね!