あの子もオレが好きだったらなぁ〜。仮定法の使い方をおさらいしよう!

みなさん、こんにちは。英文法勉強中の桃太郎です。

「あの子もオレのことが好きだったらなぁ〜。」

学生時代、誰もが1度は思ったことではないでしょうか? 実際にはありえないことを願ってしまうことはみなさんもよくあるでしょう。そんな思いを表現したい時、仮定法はピッタリです。使い方をしっかりおさらいしておきましょう!

 

仮定法過去

「いまもし〜なら、〜するのになぁ。」

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基本形:
If + 主語 + 動詞の過去形 + 〜, 主語 + would(should、could、mightなど)+ 動詞の原形

仮定法過去は、いま現在の事実に反することを想像・願望するもので、動詞は過去形を用います。(※be動詞の場合はすべてwereになります。)If節ではない方の文には、助動詞の過去形には、「could」、「would」、「might」、「should」がよく使われます。

  • If I were not sick, I would make a trip round the world.
    (もし病気でなかったら、私は世界一周旅をするのになぁ。)
  • If I knew his phone number, I could call him.
    (彼の電話番号を知っていれば、電話をかけられるのだが。)
  • If he studied, he would get good marks.
    (彼は勉強すればよい点数を取るのだろうが。)
  • If I had money, I would buy this dress.
    (もしお金があればこのドレスを買うのだが。)

仮定法現在が表す意味は、あくまで「仮定」になります。したがって、現実には起きないことを意味します。
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※If の省略による倒置

If を省略すると、倒置形(疑問文の語順)になります。

  • If I were ~ ⇒ Were I ~
  • If I had ~ ⇒ Had I ~
  • If I should ~ ⇒ Should I ~

 

仮定法過去完了

「もし~だったら、~しただろう。」

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基本形:
If + 主語 + had + 過去分詞 ~ , 主語 + would(could, should, might) + have + 過去分詞 ~ .

仮定法過去完了は、過去の事実に反することを想像・願望するもので、動詞は過去形(be動詞はすべてwere)を用います。If節ではない方の文には、必ず助動詞のwould, could, should, migntなどが使われます。

  • If the weather had been good, the party would have been successful.
    (もしも天気がよかったならば、パーティーはうまくいっただろう。)
  • If I had had enough money, I could have bought the picture.
    (もしお金を十分に持っていたら、その絵が買えたのに。)
  • If I had run, I might have got there in time.
    (もし走ったなら、私は間に合ったかもしれない。)
  • If I had known, I would have attended the meeting.
    (もし知っていたら、私はその会に出席したのに。)

 

仮定法の慣用表現

仮定法のよく出る慣用表現をご紹介します。

If it were not for ~ 「もし~がなければ」

(※But for ~ やWithout ~ は同じ意味になります。)

  • If it were not for your help, I should fail.
    (もし君の援助がなければ、僕は失敗するだろう。)
  • If it were not for earthquakes, Japan would be more comfortable to live in.
    (地震がなければ日本はもっと住みよい所なのだが。)
  • If it were not for water, no living thing could exist.
    (水がなければ、どんな生物も生きられないだろう。)
  • Without your help, I couldn’t do the work.
    (君の助けなしでは僕はその仕事ができなかったよ。)
  • But for your advice, we couldn’t win the game.
    (君のアドバイスなしでは僕たちはその試合に勝つことはできなかった。)

 

It’s time + 仮定法過去 「~する時(時間)です」

  • It’s time you went to bed.
    (寝る時間です。)
  • It’s about time we left here.
    (そろそろ私たちは出発する時間だ。)
  • It’s time we united in fighting these abuses.
    (今や我々は力を合わせてこれらの悪弊と戦うべき時です.)

 

I wish + S + 仮定法過去 ~ 「~であればなあ」

  • I wish I could speak English.
    (英語をしゃべることができればなあ。)
  • I wish I could have seen her.
    (彼女に会いたかった。)
  • I wish I could go home now.
    (もう家に帰りたいなぁ。)

 

as if + 仮定法過去 ~ 「まるで~であるかのように」

  • He looks as if he were an American.
    (彼はまるでアメリカ人のように見える。)
  • She talks as if she had known everything.
    (彼女は全て知っていたかのようにしゃべる。)
  • You look as if you were sick.
    (あなたはまるで気分が悪いような顔つきだ。)

 

If only + 仮定法過去~ 「~さえすればなあ、~さえしてたらなぁ」

  • If only I had money!
    (金がありさえすればなぁ)
  • If only I could speak English!
    (英語が話せたらなぁ。)
  • If only it would stop raining!
    (雨がやめばいいのになぁ)

 

さいごに

いかがでしょうか?仮定法の使い方については忘れていた方も多かったと思います。ぜひしっかり抑えておきましょう!

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この記事を書いた人

桃太郎

桃太郎

このサイトの管理人であり、モモセ先生のDVDで英文法を勉強中の桃太郎です。過去カナダに2年間在住していたことがありますが、『文法なんて別にどうでもいいでしょ!』と英文法を完全になめきっていました......このブログでは英文法をいま一度学び直している僕が、気づいたことや大事だと思ったことなどをみなさんにシェアしていきます。

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