みなさん、こんにちは。英文法勉強中の桃太郎です。実は最近TOEICの点数が大幅にアップしました!すべてはモモセ先生のDVDブックのおかげです。ありがたいです!
さて、今回はいろいろな否定の英語表現をご紹介していきます。日本をでは「〜ない」という言い方で否定を表しますが、英語には多種多様な表現方法があります。
TOEICでよく出てくるのでぜひ覚えておきましょう。
文全体を否定
例えば以下のような文章のことです。
- I do not have any money.
(私は1円も持っていません。) - He never came back to school.
(彼は決して学校に戻ってこなかった。) - He knew none of them.
(彼は彼らのうちの誰一人知らなかった。) - I will go with him, not with her!
(私は彼と一緒に行きます。彼女とじゃない!)
部分否定
全体のうちの一部だけを否定します。
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セットよく使われる単語
- always
- necessarily
- all
- every
- both
- entirely
- exactly
- quite
- very
- require
- suggest
- urge
- advise
- agree
- command
- decide
- I am not always busy on weekends.
(私は休日、いつも忙しいわけではない。) - I can not play the guitar very well.
(私はギターをとても上手にひけるわけではない。) - She did not entirely read the book.
(彼女はその本を完全に読んだわけではない。) - Teachers do not understand every student.
(先生たちが、それぞれの生徒を理解しているわけじゃない。)
準否定語
完全な否定ではなく、「ほとんど〜ない」「ほぼ〜ない」というふうな弱い否定を表します。
- Vancouver had little rain in September.
(9月バンクーバーはほとんど雨が降らなかった。) - I could hardly understand what he said.
(彼の言ったことをほとんど理解できなかった。) - She seldom smokes at her home.
(彼女は家でめったにタバコを吸わない。)
注意!
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「quite a few」と「quite a little」は、「かなりの量(数)の〜」という意味になります。
- Quite a few rabbits ran away.
(かなりの数のうさぎが逃げ出した。) - There are quite a little grass over there.
(向こうには、かなりの草が生えている。)
否定語を使わない否定表現
too〜to
- She was too tired to do his homework.
(彼女はあまりに疲れていたので、宿題が出来なかった。) - This book was too boring for me to read through.
(この本は退屈過ぎて私は最後まで読むことが出来なかった。)
the last 〜to
- He would be the last person to tell a lie.
(彼は決して嘘はつかないひとでしょう。) - He is the last person who I would want to talk to about the matter.
(彼とだけはその件について話したくない。)
fail to〜
- The alarm failed to ring.
(目覚まし時計がならなかった。) - He failed to pass the test.
(彼はテストに合格できなかった。)
※「never fail to〜」は、「~しそこなうことがない」という強い肯定の意味になります。
- She never fail to pass the test.
(彼女が試験に合格できないはずがない。)
anything but〜
- His story was anything but boring.
(彼の話は決して退屈ではなかった。) - He failed to pass the test.
(彼はテストに合格できなかった。)
far from〜
- Twenty thousand yen for a shirt is far from cheap!
(シャツが2万円なんて、安いからは程遠いよ!) - What he said is far from today’s agenda.
(彼の言ったことは今日の議題からは全然違う。)
beyond〜
- Her story was beyond dispute.
(彼女の話は疑う余地がなかった。)
さいごに
最後にご紹介した「否定語を使わない否定表現 」は要注意です。NotやNoが使われておらず、ぱっと見は肯定文ですが、意味は否定になります。注意してくださいね!