みなさんこんにちは。文法勉強中の桃太郎です。前回の記事に引き続き、今回も同じようで微妙に意味が違う単語をご紹介します。今回は名詞編です。
似てるようで似てない単語(名詞編)
shopとstore
どちらも「店」という意味になりますが、この2つはイギリスとアメリカでの使われ方が違うようです。
イギリスの場合、一般的な「店」は通常shopが使われ、storeは、いろいろな商品を販売している量販店や、デパートなど、比較的大きいお店をさします。
- home electric appliance shop
(家電販売店) - a shop that specializes in wine, called wine shop
(ワインを専門に売る店) - an old and established shop
(老舗店)
一方、アメリカでは、お店の大小に関係なく一般的にstore がよく使われ、shopは、とても小さな店(=1つの商品を専門に販売している店)を意味することが多いそうです。
- grocery store.
(食料雑貨店) - department store
(百貨店, デパート) - a cheap store
(安い店)
clinicとhospital
一般的にclinicは、1人もしくは少数の医者が個人的に開業し、皮膚科や小児科などといった特定の医療を行う病院を示します。
- I went to Takasu clinic.
(僕は高須クリニックに行きました。) - I’m going to get a health exam at the clinic near my house.
(私は近所の診療所で診察をしてもらいます。) - She visits the osteopathic clinic once a week.
(彼女は週に1度その整骨院を訪れる。)
対するhospitalは、複数の診療科を持ち、比較的大きな病院を意味します。
(※カナダでは病気になった場合、まずは専門医のいるクリニックに行き、重症の場合そこから紹介を受けて、大きな市民病院などに行くという流れが一般的だと聞きました。)
- I took my daughter to the hospital.
(私は娘を病院へ連れて行った。) - I can’t decide whether to go to hospital.
(私は病院に行くかどうか迷う。) - He is still in the hospital.
(彼はまだ入院中です。 )
roadとstreet
一般的にroadは、町と町を結ぶ“道路”の意味で使われます。
- This is the road to Chiba.
(これは千葉につなる道です。) - I walked a muddy and slushy road.
(僕はどろどろのぬかるみの道を歩いた。) - Good company on the road is the shortest cut.
(旅は道連れ)
対するstreetは、町の中にある“通り”を示します。
- I saw a celebrity in the high street yesterday.
(私はきのう大通りで有名人を見た。) - The house is up the street.
(その家は通りの上手にある。) - ABC Street separates here into East Street and West Street.
(ABC通りはここで東通りと西通りに分かれる。)
workとjob
workは働くというactivity(労働)や働く場所のことを示します。仕事ばかりでなく、「勉強・運動する」「動作する」という意味でも使われます。
- I work in the garden.
(僕は庭いじりをする。) - It doesn’t work.
(動作しません。) - All work and no play makes Jack a dull boy.
(よく学びよく遊べ。)
job はひとつひとつの作業・業務内容や仕事におけるポジションなどを示すことが多いです。
- His job is called broker.
(彼の仕事はブローカーと呼ばれている。) - He is looking for a job.
(彼は職を探している。) - I’m looking for a part-time job.
(僕はバイト探してるんだ。)
さいごに
いかがでしょうか?今回は似てような意味の名詞をご紹介させていただきました。英語には他にも紛らわしい単語がたくさんあります。ぜひ1つ1つしっかりと覚えていきましょう!